先日23日の軽井沢大賀ホールでのリサイタルにいらしていただいた皆様、そして主催してくださった才能教育研究会の小諸支部の皆様、ありがとうございました。当日は生憎朝から本降りの雨で、コンサートの直前からは風も強くなり、嵐のような天候になってしまいましたが、多くの方が来てくださって嬉しく思いました。
コンサート翌日の午前中は久しぶりにのんびりとして、昼食には日本フィルの元コンサートマスターの大川内ご夫妻の軽井沢の別荘に招待していただきました。
その少しいびつな六角形のスペースシップのように緑の中に浮かぶ別荘は、周りの自然と見事に調和していて、家の中からは大きな窓を通して外の森や遠くの山と一体となり、内外の境界を感じさせない超現実的な心癒される空間。窓から外をみた風景を添付します。
この建物は山口誠氏の設計で、これまでに海外を含む多くの建築の本の表紙を飾り、雑誌にも多く取り上げられているので、目にされたこともあるかもしれません。
帰りの新幹線の車窓からは、東京に近づくまで靄のかかったような風景が続いていました。数日後コンサートにいらしてくださった方からお手紙を頂きました。私は軽井沢のつつじが満開で美しいことに心打たれましたが、その方はもっと色々気がつかれたようで、次のように書いてありました。
「あの日の帰りは、雨・霧・風と大変でしたが、とにかく軽井沢のあの新緑の美しさ、その中につつじと桜、シャクナゲなどが一度に咲いているのをみて、そしてあの高原独特の空気、本当に気持ちの良い一日となりました。」